年収900万円の手取りはいくら?

年収900万円(会社員・40歳未満)の手取りは、年 ¥6,611,388、 月あたり ¥550,949が目安です。額面のうち約73.5%が手取りになります。

手取り(年間・目安)

¥6,611,388

月 ¥550,949 / 手取り率 73.5%

額面年収¥9,000,000
社会保険料¥1,214,550
所得税¥628,517
住民税¥545,545
手取り(年)¥6,611,388

全国平均の料率・標準的な控除にもとづく概算です。実際の手取りは都道府県・健保組合・扶養や各種控除・制度改正などで変わります。

自分の条件で試算する(40歳以上・他の年収)→

給与所得控除が頭打ちになる年収。ここから先は経費が増えません

年収900万円(単身・控除なし)の手取りは約661万円、手取り率73.5%です。この年収の特徴は、給与所得控除が上限の195万円に達していることです。給与所得控除は会社員にとっての必要経費にあたる部分で、年収850万円までは収入に応じて増えますが、そこで止まります。つまり年収900万円から先は、いくら昇給しても差し引ける経費は195万円のままです。手取り率が下がり続けるのは、この頭打ちが効いているためでもあります。

年収900万円の住民税は年 ¥545,545

住民税の課税所得 ¥5,405,450
所得割(10%) ¥540,545
均等割 ¥5,000
住民税(年) ¥545,545
給与からの天引き(月) ¥45,462

住民税は前年の所得にかかり、6月から翌年5月までの12回に分けて 給与から天引きされます。年収900万円になった年ではなく、 その翌年からこの金額になります。 転職や退職で収入が下がった年でも、前年の高い所得にもとづく住民税を払う点に注意してください。

年収900万円の人が使える制度

所得税の課税所得 ¥5,215,450
限界税率(所得税+住民税) 30.4%
ふるさと納税の上限 約¥157,300
iDeCo(月2.3万円)の節税額 年 ¥83,959

限界税率30.4%とは「あと1万円多く稼いだら、そのうち 3040円が税金と住民税に消える」という意味です。 裏を返せば、iDeCoのような所得控除を使うと同じ率で税金が戻ります。 ふるさと納税の上限は単身・他の控除なしの概算で、扶養や住宅ローン控除があると下がります。

手取り率が下がるのは、税率だけが理由ではない

「年収が上がると税率が上がるから手取り率が下がる」と説明されがちですが、それだけではありません。年収700万円と1,000万円はどちらも所得税率20%の帯にいますが、手取り率は75.9%と72.7%で3.2ポイント違います。税率が同じでも差がつくのは、給与所得控除が年収850万円で195万円に止まるうえ、帯の中でも20%で課税される部分の割合が増えていくからです。反対に社会保険料は、厚生年金保険料の上限(年収約780万円)を超えると増え方が鈍るので、この差を広げる側には働きません。税率の階段だけを見ていると、この連続的な目減りを見落とします。

控除できる額が固定されると、自分で作る控除の価値が上がる

給与所得控除が増えなくなると、所得を減らす手段は自分で用意するものだけになります。iDeCo、生命保険料控除、医療費控除、ふるさと納税。いずれもこの年収帯では所得税20%+住民税10%が効くため、支出1万円あたり約3,000円が戻ります。年収400万円台の人が同じことをしても約1,500円なので、効き方が倍ちがう。控除の話は年収が高いほど真剣に検討する価値があります。

手取りを増やすには

年収900万円の限界税率は30.4%です。 所得控除を使うとこの率で税金が戻るため、iDeCoに月2.3万円を入れれば 年 ¥83,959、掛金の30.4%が戻る計算になります。 試算はiDeCo節税額シミュレーターで。

収入そのものを上げる場合、増えた分にも同じ率で税金がかかります。 手取りを月3万円増やしたいときに必要な昇給額は、 手取りから年収を逆算で確認できます。 年収900万円の場合、増やしたい額より多くの昇給が必要になります。

次に確認したいこと

ふるさと納税の上限を正確に出したい場合は ふるさと納税シミュレーターで 扶養や社会保険料の実額を入れて計算できます。 賞与を含めた年間の手取りはボーナス手取り計算機、 住宅ローンをいくらまで借りられるかは 借入可能額シミュレーターで試算できます。