年収700万円の手取りはいくら?

年収700万円(会社員・40歳未満)の手取りは、年 ¥5,312,743、 月あたり ¥442,729が目安です。額面のうち約75.9%が手取りになります。

手取り(年間・目安)

¥5,312,743

月 ¥442,729 / 手取り率 75.9%

額面年収¥7,000,000
社会保険料¥1,030,050
所得税¥278,212
住民税¥378,995
手取り(年)¥5,312,743

全国平均の料率・標準的な控除にもとづく概算です。実際の手取りは都道府県・健保組合・扶養や各種控除・制度改正などで変わります。

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3つの制度が年収660万〜674万円に集まる、いちばん段差の大きい年収

年収700万円(単身・控除なし)の手取りは約531万円、手取り率75.9%です。この年収のすぐ手前、年収660万〜674万円のあいだで3つの制度が切り替わります。給与所得控除の計算式が20%+44万円から10%+110万円へ(年収660万円)、基礎控除が104万円から67万円へ(年収約666万円)、所得税率が10%から20%へ(年収約674万円)。なかでも基礎控除の段差は令和8年分の改正でできたもので、越えたところで手取りが約3万円減ります。700万円は、その3つをすべて越えた位置にいます。

年収700万円の住民税は年 ¥378,995

住民税の課税所得 ¥3,739,950
所得割(10%) ¥373,995
均等割 ¥5,000
住民税(年) ¥378,995
給与からの天引き(月) ¥31,583

住民税は前年の所得にかかり、6月から翌年5月までの12回に分けて 給与から天引きされます。年収700万円になった年ではなく、 その翌年からこの金額になります。 転職や退職で収入が下がった年でも、前年の高い所得にもとづく住民税を払う点に注意してください。

年収700万円の人が使える制度

所得税の課税所得 ¥3,499,950
限界税率(所得税+住民税) 30.4%
ふるさと納税の上限 約¥109,500
iDeCo(月2.3万円)の節税額 年 ¥74,158

限界税率30.4%とは「あと1万円多く稼いだら、そのうち 3040円が税金と住民税に消える」という意味です。 裏を返せば、iDeCoのような所得控除を使うと同じ率で税金が戻ります。 ふるさと納税の上限は単身・他の控除なしの概算で、扶養や住宅ローン控除があると下がります。

「税率が20%になったら税金が2倍」ではない

所得税の税率が10%から20%に上がっても、税額が2倍になるわけではありません。上がるのは境目を超えた部分だけです。年収650万円の所得税は18.3万円、700万円では27.8万円で、増えたのは9.6万円です。倍にはなっていません。ただしこの9.6万円には、基礎控除が37万円減った分の約3.8万円が含まれていて、税率の上昇だけで増えたわけではありません。ここから先に稼いだ分は20%で課税されるので、昇給1万円あたりの手取りは確実に薄くなります。

650万円から50万円上がっても、残るのは29.4万円

年収650万円から700万円へ上がるとき、手取りは29.4万円しか増えません。残る割合は59%。年収300万円台なら77%残っていたので、18ポイント落ちています。基礎控除の段差と税率の境目を、同じ50万円のなかで両方越えるためです。逆に、700万円から先の50万円は約31万円残るので、この区間だけが特に効率が悪いと言えます。所得税率が20%になったということは、所得控除で戻る率も約30%になったということでもあります。

手取りを増やすには

年収700万円の限界税率は30.4%です。 所得控除を使うとこの率で税金が戻るため、iDeCoに月2.3万円を入れれば 年 ¥74,158、掛金の26.9%が戻る計算になります。 試算はiDeCo節税額シミュレーターで。

収入そのものを上げる場合、増えた分にも同じ率で税金がかかります。 手取りを月3万円増やしたいときに必要な昇給額は、 手取りから年収を逆算で確認できます。 年収700万円の場合、増やしたい額より多くの昇給が必要になります。

次に確認したいこと

ふるさと納税の上限を正確に出したい場合は ふるさと納税シミュレーターで 扶養や社会保険料の実額を入れて計算できます。 賞与を含めた年間の手取りはボーナス手取り計算機、 住宅ローンをいくらまで借りられるかは 借入可能額シミュレーターで試算できます。