住民税が高く感じるのは、去年の所得にかかっているから
年収が600万円になった年に住民税が上がらず、翌年から上がることに戸惑う人が多くいます。住民税は前年の所得をもとに計算され、6月から翌年5月までの12回に分けて天引きされるためです。逆に、転職や退職で収入が下がった年でも、前年の高い所得にもとづく住民税を払い続けることになります。退職を考えているなら、この1年のずれは資金計画に入れておく必要があります。
各種の所得制限が視野に入り始める
年収600万円は、税額そのものより制度の境目が気になり始める年収です。児童手当の所得制限、高額療養費の自己負担区分、保育料の階層など、年収で扱いが変わる制度がいくつもあります。世帯の合算で判定するもの、本人の所得だけで判定するもの、額面で見るもの、課税所得で見るものが混在しているため、「年収600万だから対象外」と決めつけず、制度ごとに確認するのが確実です。