年収600万円の手取りはいくら?

年収600万円(会社員・40歳未満)の手取りは、年 ¥4,658,110、 月あたり ¥388,176が目安です。額面のうち約77.6%が手取りになります。

手取り(年間・目安)

¥4,658,110

月 ¥388,176 / 手取り率 77.6%

額面年収¥6,000,000
社会保険料¥882,900
所得税¥149,280
住民税¥309,710
手取り(年)¥4,658,110

全国平均の料率・標準的な控除にもとづく概算です。実際の手取りは都道府県・健保組合・扶養や各種控除・制度改正などで変わります。

自分の条件で試算する(40歳以上・他の年収)→

所得税率10%の帯。この先の年収66万円ぶんに、段差と境目が集まっている

年収600万円(単身・控除なし)の課税所得は約244万円で、所得税率は10%の帯です。この先には、年収約666万円で基礎控除が104万円から67万円に下がる段差と、年収約674万円で税率が20%に上がる境目が続きます。段差のほうは令和8年分の改正でできたもので、越えたところで手取りが約3万円減ります。昇給しても手取りの増え方が鈍く感じられるのはこの先で、逆にiDeCoなどの所得控除で戻る率が上がるのもこの先です。住民税は前年の所得にかかるため、600万円になった年ではなく翌年から重くなります。

年収600万円の住民税は年 ¥309,710

住民税の課税所得 ¥3,047,100
所得割(10%) ¥304,710
均等割 ¥5,000
住民税(年) ¥309,710
給与からの天引き(月) ¥25,809

住民税は前年の所得にかかり、6月から翌年5月までの12回に分けて 給与から天引きされます。年収600万円になった年ではなく、 その翌年からこの金額になります。 転職や退職で収入が下がった年でも、前年の高い所得にもとづく住民税を払う点に注意してください。

年収600万円の人が使える制度

所得税の課税所得 ¥2,437,100
限界税率(所得税+住民税) 20.2%
ふるさと納税の上限 約¥78,300
iDeCo(月2.3万円)の節税額 年 ¥55,780

限界税率20.2%とは「あと1万円多く稼いだら、そのうち 2020円が税金と住民税に消える」という意味です。 裏を返せば、iDeCoのような所得控除を使うと同じ率で税金が戻ります。 ふるさと納税の上限は単身・他の控除なしの概算で、扶養や住宅ローン控除があると下がります。

住民税が高く感じるのは、去年の所得にかかっているから

年収が600万円になった年に住民税が上がらず、翌年から上がることに戸惑う人が多くいます。住民税は前年の所得をもとに計算され、6月から翌年5月までの12回に分けて天引きされるためです。逆に、転職や退職で収入が下がった年でも、前年の高い所得にもとづく住民税を払い続けることになります。退職を考えているなら、この1年のずれは資金計画に入れておく必要があります。

各種の所得制限が視野に入り始める

年収600万円は、税額そのものより制度の境目が気になり始める年収です。児童手当の所得制限、高額療養費の自己負担区分、保育料の階層など、年収で扱いが変わる制度がいくつもあります。世帯の合算で判定するもの、本人の所得だけで判定するもの、額面で見るもの、課税所得で見るものが混在しているため、「年収600万だから対象外」と決めつけず、制度ごとに確認するのが確実です。

手取りを増やすには

年収600万円の限界税率は20.2%です。 所得控除を使うとこの率で税金が戻るため、iDeCoに月2.3万円を入れれば 年 ¥55,780、掛金の20.2%が戻る計算になります。 試算はiDeCo節税額シミュレーターで。

収入そのものを上げる場合、増えた分にも同じ率で税金がかかります。 手取りを月3万円増やしたいときに必要な昇給額は、 手取りから年収を逆算で確認できます。 年収600万円の場合、増やしたい額より多くの昇給が必要になります。

次に確認したいこと

ふるさと納税の上限を正確に出したい場合は ふるさと納税シミュレーターで 扶養や社会保険料の実額を入れて計算できます。 賞与を含めた年間の手取りはボーナス手取り計算機、 住宅ローンをいくらまで借りられるかは 借入可能額シミュレーターで試算できます。

このツールが使っている税率・料率は 2026年10月時点のものです。 使用している数値と出典を見る