税率が上がっても、手取りが減ることはない
所得税は課税所得が一定額を超えると税率が上がりますが、上がるのは超えた部分だけです。年収が1円増えたせいで手取り全体が減る、ということは起きません。「年収が上がると損をする」と言われるのは、税金ではなく社会保険や扶養の条件が段階的に切り替わる場面の話で、所得税の税率については当てはまりません。
控除で戻る率は、いまのところ約20%
所得控除で戻る金額は、所得税率と住民税率を足した率で決まります。年収500万円なら合計で約20.2%なので、iDeCoに1万円入れれば約2,000円が戻る計算です。年収が669万円を超えて所得税率が20%になると、この率は約30.4%まで上がります。控除の効果を大きくしたいなら、年収が上がってから掛金を増やすという考え方もできます。
手取りを増やすには
年収500万円の限界税率は20.2%です。
所得控除を使うとこの率で税金が戻るため、iDeCoに月2.3万円を入れれば
年 約¥50,879、掛金の18.4%が戻る計算になります。
試算はiDeCo節税額シミュレーターで。
収入そのものを上げる場合、増えた分にも同じ率で税金がかかります。
手取りを月3万円増やしたいときに必要な昇給額は、
手取りから年収を逆算で確認できます。
年収500万円の場合、増やしたい額より多くの昇給が必要になります。
次に確認したいこと
ふるさと納税の上限を正確に出したい場合は
ふるさと納税シミュレーターで
扶養や社会保険料の実額を入れて計算できます。
賞与を含めた年間の手取りはボーナス手取り計算機、
住宅ローンをいくらまで借りられるかは
借入可能額シミュレーターで試算できます。