「手取りは額面の8割」が通じるのは、このあたりまで
手取りの目安として8割という数字がよく使われます。年収400万円の手取り率は79.1%なので、確かにほぼ当たっています。ただしこれは年収450万円あたりまでの話です。年収700万円では75.8%、1,000万円では71.2%、1,500万円では65.7%まで下がります。将来の年収で家計を組み立てるとき、いまの感覚のまま8割を掛けると、手取りを多めに見積もることになります。年収が上がるほど、この目安は外れていきます。
所得税3.6万円台の帯では、控除より収入を動かすほうが効く
この年収帯の所得税率は5%です。住民税と合わせても約15%なので、所得控除で1万円あたり戻るのは約1,500円にとどまります。一方で、ふるさと納税は所得税と住民税の両方から差し引かれるため、この年収でも十分に使えます。効率で言えば、控除を探すより収入そのものを上げるほうが手取りへの跳ね返りが大きい段階です。年収400万円から450万円へ上がると、手取りは約37.7万円増えます。