年末調整シミュレーター

年末調整の申告書に書く控除を入れると、戻ってくる所得税(還付額)と、 翌年の住民税がどれくらい下がるかの目安がわかります。

保険料・掛金

家族

住宅ローン控除

年末調整で戻ってくる所得税の目安

¥—

翌年の住民税が下がる額 ¥—
節税額の合計 ¥—
控除の合計 ¥—

住民税は年末調整では戻ってきません。翌年6月からの給与天引き額が下がる形で反映されます。

本ツールの数値は目安であり、実際の還付額を保証するものではありません。実際の還付は毎月の源泉徴収額との差で決まるため、前後します。

控除と税額の内訳を見る
  • 生命保険料控除¥—
  • 地震保険料控除¥—
  • iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)¥—
  • 配偶者控除¥—
  • 扶養控除¥—
  • 控除を入れない場合の所得税¥—
  • 控除を入れた場合の所得税¥—
  • 住宅ローン控除(所得税から)¥—
  • 住宅ローン控除(住民税から)¥—

年末調整とは何をしているのか

毎月の給与から天引きされている所得税は、実は仮の金額です。 「だいたいこのくらいだろう」という早見表で計算されており、 生命保険料控除やiDeCoなどは反映されていません。

年末調整は、そこに実際の控除を反映して1年分の税額を確定させる手続きです。 天引きしすぎていれば戻ってきますし、足りなければ追加で引かれます。 多くの人が「戻ってくる」のは、天引きが多めに設定されているためです。

戻る金額を決めるのは「控除 × 税率」

ここが一番のポイントです。控除の金額がそのまま戻るわけではありません。 戻ってくるのは控除額 × 自分の税率です。

たとえばiDeCoに年24万円拠出した場合、24万円が戻るのではなく、 所得税率20%の人なら所得税で約4.8万円、住民税で2.4万円、合計約7.2万円が軽くなります。 同じ控除でも、年収が高い人ほど戻りが大きくなるのはこのためです。 自分の税率は手取り計算機でおおよそ確認できます。

年末調整でできる主な控除

生命保険料控除(最大12万円)

「一般」「介護医療」「個人年金」の3区分があり、それぞれ最大4万円、合計12万円まで。 1区分あたり年8万円払えば上限に届くので、それ以上払っても控除は増えません。 3区分に分散しているほど有利になります。

地震保険料控除(最大5万円)

年間の支払額がそのまま控除額になり、5万円が上限です。火災保険部分は対象外です。

iDeCo・小規模企業共済等掛金控除(全額)

拠出額の全額が控除になるため、節税効果がもっとも大きい項目です。 会社員の拠出限度額は勤務先の年金制度によって月1.2万〜2.3万円です。 NISAとの使い分けはNISA vs iDeCo 比較で確認できます。

配偶者控除・扶養控除

配偶者控除は38万円。扶養親族は1人38万円ですが、 19〜22歳は「特定扶養親族」で63万円と大きくなります。 大学生の子がいる年は、忘れずに申告してください。

住宅ローン控除(2年目以降)

これだけは税額控除で、所得を減らすのではなく税金そのものから直接引かれます。 年末残高の0.7%が引かれるため、効果が非常に大きい制度です。 所得税から引ききれない分は、住民税から最大97,500円まで引かれます。

1年目だけは確定申告が必要です。借入額と返済計画は 住宅ローンシミュレーターで試算できます。

年末調整ではできない控除

次のものは、自分で確定申告をしないと受けられません。

年末調整が終わったあとでも、確定申告をすれば追加で控除を受けられます。 還付だけなら5年間さかのぼれるので、去年出し忘れた分もまだ間に合うことがあります。

いつ戻ってくる?

多くの会社では12月または1月の給与に上乗せされる形で還付されます。 「12月の給料が少し多かった」という経験があれば、それが年末調整の還付です。

住民税のほうは翌年6月から反映されます。手元にお金が戻るのではなく、 毎月の天引き額が下がる形なので気づきにくいですが、確実に効いています。

よくある質問

証明書をなくしてしまいました

保険会社に再発行を依頼できます。年末調整に間に合わなくても、 確定申告で控除を受けることができるので慌てなくて大丈夫です。

年の途中で転職した場合は?

前職の源泉徴収票を新しい勤務先に提出すれば、まとめて年末調整してもらえます。 提出できなかった場合は、自分で確定申告をすることになります。

追加で税金を取られることもあるのですか?

あります。年の途中で扶養から外れた家族がいる場合や、賞与が想定より多かった場合などです。 その場合は12月の給与から不足分が引かれます。

このツールが使っている税率・料率は 2026年8月時点のものです。 使用している数値と出典を見る

このページの数値と出典

このページで使っている値と、その根拠です。制度の数値も各社の料金も改定されるため、 判断の前には出典元でお確かめください。

給与の手取り(所得税・住民税・社会保険料)2026年8月時点

  • 健康保険(本人負担)5.0%協会けんぽ全国平均10%の半分
  • 介護保険(40〜64歳・本人負担)0.8%
  • 厚生年金(本人負担)9.15%18.3%の半分
  • 雇用保険(本人負担)0.6%一般の事業
  • 所得税の基礎控除58〜95万円令和7年分から合計所得金額に応じた段階制。132万円以下は95万円
  • 住民税の基礎控除43万円
  • 住民税(所得割)10%
  • 住民税(均等割)5,000円自治体により差があります
  • 復興特別所得税所得税額の2.1%
  • 給与所得控除令和7年分以降の速算表最低保障額65万円(収入190万円以下)
  • 所得税の税率5%〜45%の7段階(累進)

社会保険料は全国平均の料率を年収に対して概算で掛けています。実際は標準報酬月額の等級表で決まり、加入している健康保険組合や都道府県によって変わります。扶養・生命保険料控除などの所得控除は含めていません。

出典: 国税庁「所得税の税率」国税庁「給与所得控除」国税庁「基礎控除」全国健康保険協会「保険料額表」日本年金機構「厚生年金保険の保険料」

サイト全体で使っている数値の一覧は 計算の根拠と出典にまとめています。 一次情報と突き合わせた記録も同じページに公開しています。