ボーナス80万円の手取りはいくら?

賞与80万円(額面)の手取りは、¥612,619が目安です(月給35万円想定)。 額面のうち約76.6%が手取りで、社会保険料と所得税(源泉)が差し引かれます。

ボーナス手取り(目安)

¥612,619

手取り率 76.6% / 月給35万円想定

賞与(額面)¥800,000
社会保険料¥117,720
所得税(源泉)¥69,661
手取り¥612,619

全国平均の料率にもとづく概算です。所得税の源泉は前月給与や扶養で変わり、年末調整で精算されます。住民税は賞与からは引かれません。

月給・年齢を指定して詳しく試算する →

所得税の税率が変わる境目に近づく金額

賞与80万円になると、年収の見込みによっては所得税の限界税率が10%から20%へ上がる帯に入ります。同じ80万円でも、月給が高い人ほど手取り率は下がります。下の月給別の表で差を確認してください。賞与の所得税はあくまで仮の源泉徴収で、最終的には年末調整で精算されるため、この時点で多く引かれていても、年間で見れば戻ってくることがあります。

社会保険料 ¥117,720の内訳

健康保険(4.95%) ¥39,600
厚生年金(9.15%) ¥73,200
雇用保険(0.5%) ¥4,000
子ども・子育て支援金(0.115%) ¥920
合計 ¥117,720

40歳以上の場合は、これに介護保険料(0.81%)が加わります。 なお厚生年金は1回150万円が上限なので、賞与が150万円を超えると 超過分には保険料がかからず、手取り率が上がります。

月給別のボーナス80万円の手取り

月給(額面)ボーナス手取り
25万円 ¥647,450
30万円 ¥647,450
35万円 ¥612,619
40万円 ¥612,619
50万円 ¥542,958

賞与の所得税は月給(年収の見込み)によって変わるため、月給別の目安です。

この¥612,619を回したらどうなるか

手取り¥612,619を年2回・20年続けた場合の目安です。 金額が大きいぶん、置き場所によって差が開きます。

つみたてに回す

¥33,520,674

元本 ¥24,504,760 + 運用益 ¥9,015,914
(年利3%・20年で試算)

繰り上げ返済に充てる

利息 −¥211,622

残高3,000万円・金利1.0%・残り30年のローンに1回充てた場合
返済期間が8か月短くなります

どちらも概算です。運用は元本割れの可能性があり、繰り上げ返済は手元の資金が減ります。 自分の条件で試すには積立投資シミュレーター・ 繰り上げ返済シミュレーターをお使いください。

あと10万円増えたら、手取りはいくら増えるか

賞与80万円は、手取り率76.6%の帯のなかで、社会保険料の上限にはまだ遠い位置にあります。月給35万円・40歳未満で手取り612,619円です。

厚生年金の標準賞与額には1回150万円という上限があり、これを超えた分には厚生年金保険料(9.15%)がかかりません。80万円だと上限まで70万円あり、額面のほぼ全額に保険料がかかります。社会保険料は117,720円(健康保険39,600円・厚生年金73,200円・雇用保険4,000円・子ども・子育て支援金920円)です。

年2回の支給なら年間160万円。健康保険には年度の累計で573万円という上限がありますが、こちらも413万円ぶん余裕があります。つまり80万円は、上限のたぐいが一切効かず、額面に率がそのまま掛かる金額帯です。増額分の約76.6%が手元に残るので、昇給や賞与増の効果がいちばん読みやすい水準とも言えます。

内訳を見ると、所得税69,661円に対して社会保険料117,720円と、社会保険料のほうが5万円ほど大きくなっています。賞与から引かれるものというと税金を思い浮かべがちですが、この金額帯までは社会保険料のほうが重い、というのが実際のところです。手取りを増やしたいときに効くのは、控除を増やすより支給の形を変えるほうだという話にもつながります。

多く引かれても損しているわけではない

賞与から引かれる所得税はあくまで仮の金額です。本来の税額は1年間の所得が確定してから決まるため、賞与で多めに源泉徴収されていた場合は年末調整で戻ってきます。逆に不足していれば追加で引かれます。賞与の明細で税額が大きく見えても、その時点で確定した損失ではありません。

月給によって手取りが最も割れる金額帯

賞与80万円は、年収の見込みによって所得税の限界税率が10%と20%のどちらになるかが分かれやすい金額です。同じ80万円でも、月給25万円の人と月給50万円の人では手取りに大きな差が出ます。転職して月給が上がった年は、賞与の手取り率が下がったように感じられることがありますが、これは税率が上の帯に移ったためです。

次にやること

年末調整でいくら戻るかを見るなら、 目標資金シミュレーターで この賞与を何回積み立てれば目標に届くかを計算できます。 年間の手取り全体を把握したい場合は手取り計算機、 手取りから必要な年収を逆算したい場合は 手取りから年収を逆算、 月給や年齢を変えて試したい場合は ボーナス手取り計算機が使えます。

このツールが使っている税率・料率は 2026年10月時点のものです。 使用している数値と出典を見る