年金はいくらもらえる?手取りも計算

働いた年数と平均年収から、老齢年金(国民年金+厚生年金)の受給額を出し、 税金と保険料を引いた手取りまで計算します(令和8年度の年金額)。

保険料を自分の自治体の額にする・お住まいの区分
お住まいの区分(住民税の非課税判定)

受け取る年金(月額・額面)

¥—

手取り(月あたり) ¥—
偶数月の振込1回(2か月分) ¥—
年額(額面) ¥—

本ツールの数値は目安であり、実際の年金額を保証するものではありません。加給年金・在職老齢年金・企業年金・昭和31年4月1日以前生まれの方の額などは含めていません。税金と保険料は65歳以上で年金だけを受け取る前提の概算で、保険料は市区町村によって大きく違います。正確な見込み額はねんきん定期便・ねんきんネットでご確認ください。

手取りの内訳を見る
  • 年金(年額)¥—
  • 健康保険料¥—
  • 介護保険料¥—
  • 所得税(復興特別所得税込み)¥—
  • 住民税¥—
  • 手取り(年額)¥—

保険料と税金は年金から天引きされるのが一般的です(特別徴収)。

平均年収別の年金額と手取り

22歳から60歳まで38年間会社員として働き、国民年金を40年分納めた場合です。 平均年収は若いころから退職までを通した平均で、今の賃金水準に直した額です。

65歳から受け取る場合(令和8年度の年金額・単身)
平均年収年金(月額)手取り(月あたり)偶数月の振込
300万円 ¥120,751 ¥115,051 ¥230,101
400万円 ¥137,465 ¥127,104 ¥254,208
500万円 ¥154,179 ¥139,928 ¥279,857
600万円 ¥170,894 ¥152,115 ¥304,231
800万円 ¥200,979 ¥174,845 ¥349,691
自営業のみ ¥70,608 ¥66,153 ¥132,306

保険料は後期高齢者医療と介護保険の全国平均の料率による概算。住民税は1級地で計算しています。

厚生年金の部分は、法律上は「平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数」で計算します。 ただし掛ける対象は過去の給与を今の価値に直した額で、その直し方がマクロ経済スライドで抑えられているため、今の賃金水準の平均年収にそのまま掛けると4%ほど多く出ます。 このツールは厚生労働省のモデル年金(夫婦で月¥237,279)から逆算した乗率を使い、モデルと同じ前提を入れれば同じ額になるようにしています。

ねんきん定期便の数字との違い

毎年の誕生月に届くねんきん定期便は、50歳を境に書いてある数字の意味が変わります。

  • 50歳未満:これまでに納めた分だけで計算した額です。60歳まで働き続けた分は入っていないので、実際にもらう額よりかなり少なく見えます。
  • 50歳以上:今の条件で60歳まで加入し続けた場合の見込み額です。

50歳未満の人が老後の見通しを立てるなら、定期便の額ではなく、このツールで60歳まで働いた前提の額を出すほうが実態に近くなります。 正確な見込みは、ねんきんネットで条件を変えて試算できます。

繰下げは、手取りで見ると追いつく年齢が遅くなる

受け取りを1か月遅らせるごとに年金は0.7%増え、70歳まで遅らせると42%増えます。 額面だけで比べると、65歳から受け取った人の累計に追いつくのは81歳11か月です。 ところが年金が増えると、税金と保険料も増えます。手取りで比べ直すと、追いつく年齢は後ろにずれます。

平均年収500万円・38年の例(単身)
開始年齢年金(月額)手取り(月)額面で
追いつく
手取りで
追いつく
65歳 ¥154,179 ¥139,928 — —
66歳 ¥167,130 ¥149,077 77歳11か月 81歳4か月
68歳 ¥193,032 ¥168,543 79歳11か月 82歳8か月
70歳 ¥218,935 ¥188,497 81歳11か月 84歳5か月
75歳 ¥283,690 ¥237,205 86歳11か月 89歳5か月

この例で70歳まで繰り下げると、手取りで追いつくのは84歳5か月。額面より2.5年遅くなります。 年金が増えるほど所得税の税率や保険料の段階が上がるので、もともと年金が多い人ほど差が広がります。 繰下げを考えるときは、額面の増え方と一緒に手取りも確かめてください。

年金から引かれる税金と保険料

年金からは、健康保険料(75歳以上は後期高齢者医療保険料)、介護保険料、住民税、所得税が天引きされます。 このうち保険料は住んでいる市区町村や都道府県で大きく違い、同じ年金額でも年に数万円の差がつきます。 手取りをより正確に出したいときは、自治体から届く通知の額を計算機の「保険料を自分の自治体の額にする」に入れてください。

所得税は、65歳以上なら公的年金等控除(年金330万円までは110万円)と基礎控除(令和8年分は所得489万円以下で104万円)が引かれます。 そのため単身で年金だけなら、年金が年239.2万円前後になるまで所得税はかかりません。 住民税は基礎控除が43万円のままなので、1級地の単身なら年金155万円を超えるとかかります。

老後のお金全体で考える

年金の手取りがわかったら、毎月の生活費との差額が、貯蓄から取り崩す額になります。 老後資金シミュレーターに手取りの月額を入れると、貯金が何歳まで持つかを確かめられます。 足りない分を準備する手段としては、iDeCo(掛金が全額所得控除になる)や、退職金の受け取り方も関係してきます。

このツールが使っている年金額と保険料の目安は 2026年10月時点のものです。 使用している数値と出典を見る

このページの数値と出典

このページで使っている値と、その根拠です。制度の数値も各社の料金も改定されるため、 判断の前には出典元でお確かめください。

公的年金の額と、年金にかかる税金・保険料2026年10月時点

  • 老齢基礎年金(満額)月70,608円令和8年度・昭和31年4月2日以降生まれ(それ以前は70,408円)
  • 厚生年金のモデル年金夫婦で月237,279円平均標準報酬45.5万円で40年就業・夫婦2人分の基礎年金を含む
  • 報酬比例部分の乗率5.481/1000このツールはモデル年金から逆算した約5.28/1000を今の賃金水準に掛けて計算
  • 繰下げ・繰上げ+0.7%/−0.4%(1か月あたり)繰下げは75歳まで
  • 公的年金等控除(65歳以上)年金330万円まで110万円
  • 後期高齢者医療の保険料均等割56,083円・所得割10.17%令和8・9年度の全国平均。広域連合ごとに異なる
  • 介護保険料(65歳以上)の基準額月6,225円第9期(2024〜2026年度)の全国平均。市区町村ごとに異なる

年金額は毎年4月に改定されます。厚生年金の額は実際には加入期間ごとの給与と再評価率で決まるため、このツールの額はモデル年金にそろえた目安です。健康保険料・介護保険料は住んでいる地域で大きく違います。

出典: 厚生労働省「厚生労働省関係の主な制度変更(令和8年4月)」/厚生労働省「令和8年度の年金額改定について」/日本年金機構「年金の繰下げ受給」/厚生労働省「後期高齢者医療制度の令和8・9年度の保険料率について」/国税庁「高齢者と税(年金と税)」

サイト全体で使っている数値の一覧は 計算の根拠と出典にまとめています。 一次情報と突き合わせた記録も同じページに公開しています。