ボーナス50万円の手取りはいくら?

賞与50万円(額面)の手取りは、¥404,656が目安です(月給35万円想定)。 額面のうち約80.9%が手取りで、社会保険料と所得税(源泉)が差し引かれます。

ボーナス手取り(目安)

¥404,656

手取り率 80.9% / 月給35万円想定

賞与(額面)¥500,000
社会保険料¥73,575
所得税(源泉)¥21,769
手取り¥404,656

全国平均の料率にもとづく概算です。所得税の源泉は前月給与や扶養で変わり、年末調整で精算されます。住民税は賞与からは引かれません。

月給・年齢を指定して詳しく試算する →

手取り率がいちばん実感と近い、標準的な賞与額

賞与50万円は、社会保険料の上限にも所得税の高い税率帯にもかからない、計算がそのまま効く金額です。額面の約15%が社会保険料、残りに所得税がかかり、手取りは40万円前後になります。「額面の8割弱」という感覚がほぼそのまま当てはまるのはこの金額帯までで、これより大きくなると所得税率が上がって手取り率は下がり、150万円を超えると社会保険料の上限で今度は上がる、という動きをします。

社会保険料 ¥73,575の内訳

健康保険(4.95%) ¥24,750
厚生年金(9.15%) ¥45,750
雇用保険(0.5%) ¥2,500
子ども・子育て支援金(0.115%) ¥575
合計 ¥73,575

40歳以上の場合は、これに介護保険料(0.81%)が加わります。 なお厚生年金は1回150万円が上限なので、賞与が150万円を超えると 超過分には保険料がかからず、手取り率が上がります。

月給別のボーナス50万円の手取り

月給(額面)ボーナス手取り
25万円 ¥404,656
30万円 ¥404,656
35万円 ¥404,656
40万円 ¥382,887
50万円 ¥382,887

賞与の所得税は月給(年収の見込み)によって変わるため、月給別の目安です。

この¥404,656を回したらどうなるか

手取り¥404,656を年2回・20年続けた場合の目安です。 金額が大きいぶん、置き場所によって差が開きます。

つみたてに回す

¥22,141,562

元本 ¥16,186,240 + 運用益 ¥5,955,322
(年利3%・20年で試算)

繰り上げ返済に充てる

利息 −¥140,438

残高3,000万円・金利1.0%・残り30年のローンに1回充てた場合
返済期間が5か月短くなります

どちらも概算です。運用は元本割れの可能性があり、繰り上げ返済は手元の資金が減ります。 自分の条件で試すには積立投資シミュレーター・ 繰り上げ返済シミュレーターをお使いください。

あと10万円増えたら、手取りはいくら増えるか

賞与50万円は、この5つの金額のなかで唯一、手取り率が8割を超えます。月給35万円・40歳未満で計算すると手取りは404,656円、率にして80.9%。60万円以上はどれも76.6%なので、ここだけ4ポイント高い水準です。

理由は所得税のほうにあります。社会保険料の率は14.72%(健康保険4.95%・厚生年金9.15%・雇用保険0.5%・子ども・子育て支援金0.115%)で、どの金額でも変わりません。変わるのは所得税で、月給35万円・賞与50万円なら年収の見込みは520万円。この水準だと源泉の率が5%の帯に収まります。賞与が60万円になると年収の見込みが540万円に上がり、率が10%の帯へ移ります。

そのため、賞与が50万円から60万円へ10万円増えたとき、手取りは404,656円から459,464円へ、54,808円しか増えません。増えた額面のうち手元に残るのは約55%です。この区間だけ、増えた分の目減りがいちばん大きくなります。

住民税が引かれていないのは間違いではない

賞与の明細に住民税の欄がないのを見て、引き忘れではないかと心配する人がいますが、これは正しい処理です。住民税は前年の所得をもとに年額が決まり、毎月の給与から12回に分けて天引きされる仕組みなので、賞与からは引かれません。ただし賞与も前年の所得に含まれるため、賞与が出た年の翌年は住民税が上がります。

手取り40万円台をどう分けるか

賞与50万円は、手取りで40万円前後になります。生活費の補填に消えやすい一方、まとまった使い道を決めるには十分な額です。振り込まれた日に「先に貯蓄へ移す分」を決めてしまうと残りやすくなります。年2回続ければ10年で800万円規模になるため、置き場所の差が効いてくる金額でもあります。

次にやること

年間の手取り全体で考えるなら、 目標資金シミュレーターで この賞与を何回積み立てれば目標に届くかを計算できます。 年間の手取り全体を把握したい場合は手取り計算機、 手取りから必要な年収を逆算したい場合は 手取りから年収を逆算、 月給や年齢を変えて試したい場合は ボーナス手取り計算機が使えます。

このツールが使っている税率・料率は 2026年10月時点のものです。 使用している数値と出典を見る