「どっちが得」は前提で変わる
賃貸と購入の損得は、永遠のテーマです。ただし結論は前提しだいで逆転します。 居住年数・家賃・物件価格・金利・将来の資産価値——これらの置き方で答えが変わるため、 「一般論」より自分の条件で計算することが大切です。
比べているのは「出ていくお金の合計」
このツールは、同じ期間住んだときに出ていくお金の合計を両者で比べます。
- 賃貸:家賃 + 更新料 + 初期費用(敷金・礼金など)
- 購入:頭金 + ローン返済 + 購入諸費用 + 固定資産税 + 維持費 − 居住後に残る資産価値
購入は住み終わった後に資産(家)が残るのがポイントです。売却できる想定額を 差し引いた「実質の負担」で比べることで、フェアな比較になります。
結果を左右する3つの要素
- 居住年数:長く住むほど、購入の初期費用が年数で薄まり有利になりやすい。 数年で引っ越すなら賃貸が無難です。
- 資産価値の下がりにくさ:立地が良く値下がりしにくい物件ほど購入が有利。 逆に大きく値下がりする物件は、購入のメリットが薄れます。
- 金利:金利が高いほどローンの総返済額が増え、購入が不利になります。
金額以外の視点も
総支出が同じくらいなら、あとは暮らし方の好みで選べます。 賃貸は住み替えが自由で、設備の故障も大家負担。購入は自由にリフォームでき、 完済後は住居費が大きく下がり、資産として家族に残せます。数字はあくまで判断材料の一つです。
あわせて使いたい
購入を検討するなら住宅ローンシミュレーターで返済額を、 固定資産税シミュレーターで保有コストを確認できます。 新築なら住宅省エネ性能でいくらお得かで税制優遇も試算できます。
よくある質問
頭金は多いほうがいいですか?
頭金を増やすと借入が減り、総返済額(利息)が減ります。ただし手元資金を使いすぎると 急な出費に対応できなくなるため、生活防衛資金は残しておきましょう。
住宅ローン控除は考慮されていますか?
このツールでは簡略化のため含めていません。実際には控除のぶん購入がやや有利になります。 控除額は住宅省エネ性能でいくらお得かで確認できます。