奨学金の返済のしくみ
日本学生支援機構(JASSO)の奨学金には、第一種(無利子)と 第二種(有利子)があります。借りたお金は、卒業後に毎月少しずつ返していきます。 返済額は借入総額・利率・返済年数で決まります。
借りるときに意識したいこと
奨学金は「借金」です。借りた月額×貸与月数が、そのまま将来の返済総額(+利息)になります。 月5万円を4年間借りると240万円。これを卒業後に十数年かけて返していくことになります。 借りる前に返済総額と毎月の負担をイメージしておくことが大切です。
返済がつらいときの制度
収入が不安定なときのために、返済を軽くする制度があります。早めに使えば延滞を防げます。
- 減額返還:毎月の返済額を1/2や1/3に減らし、そのぶん返済期間を延ばします。
- 返還期限猶予:一定期間、返済を先送りします(無利子扱いで総額は増えません)。
- 繰り上げ返還:余裕のあるときにまとめて返すと、利子ぶんを節約できます。
延滞すると延滞金が発生し、信用情報にも記録されます(クレジットカードやローンに影響)。 返済が難しくなったら、放置せず早めに貸与元へ相談しましょう。
あわせて使いたい
働き始めたら、年収の手取りは手取り計算機で確認できます。 奨学金の返済と並行して資産形成を始めるなら、積立投資シミュレーターや NISA vs iDeCo 比較もどうぞ。子どもの教育資金の準備は こどもNISA 教育資金で計画できます。
よくある質問
繰り上げ返還はしたほうがいいですか?
有利子(第二種)なら、繰り上げ返還で利息を減らせるメリットがあります。ただし、奨学金の利率は 住宅ローンなどより低いことが多いため、手元資金を残すことや、より利回りの高い運用とのバランスも 考えて判断しましょう。
返済免除はありますか?
第一種奨学金には、大学院で特に優れた業績を上げた場合などの返還免除制度があります。 また、一部の自治体・企業には奨学金の返済を支援する制度があります。就職先の福利厚生も 確認してみましょう。